カジノディーラーを育てる専門学校 「バカラ」を実践形式で

カジノディーラーを育てる専門学校  「バカラ」を実践形式で

カジノディーラーを育てる専門学校 「バカラ」を実践形式で

統合型リゾート(IR)事業で国内にもカジノができることを見すえ、カジノディーラーをはじめとするIR人材を育てる専門学校が増えている。ディーラーを養成する専門学校「日本カジノ学院」(福岡市)には、高校生を含む男女約30人が通う。2月初旬の夜、カジノテーブルが4台並ぶフロアで、4人の生徒がディーラーの実技練習をしていた。
 同学院などによると、IR人材を育てる学校は、2016年12月のカジノ解禁法成立と前後して増え、全国に少なくとも10カ所以上ある。今年4月に大阪と福岡でIR専門コースを新設する観光専門学校もある。日本カジノ学院は東京、名古屋、大阪、福岡など全国に6校を展開。さらに横浜、千葉、長崎での開校も計画している。生徒は現在約250人で、転職のため仕事をしながら通う社会人が増えているという。
 白石勝樹学院長は「IRが国内で3カ所できれば、ディーラーだけで1万人必要になる。候補地が選定されれば、地元を中心にさらに生徒は増える」とみる。



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